2021/05/24
コロナ禍で変わる採用事情
皆さん、こんにちは。井尻ハウビングの井尻です。なかなか終息が見えない新型コロナの感染ですが、いよいよワクチン接種が全国各地で始まりました。
医療従事者への接種も遅々として進まない中、自治体の首長や職員が優先接種したと報じられるニュースもありました。余ったワクチンを無駄に出来ない、地域運営に携わっているのだから必要だった等、色々理由はあるようですが、世間の反応は分かれているようです。貴重なワクチンを少しでも早く、そしてスムーズに行き渡らせて、このコロナ感染が終息することを願うばかりです。
さて話は変わって、昨年から続くコロナによって世の中は様変わりしましたが、私たちで言えば、新卒採用の方法が今までとは大きく変わりました。
今現在も2022年卒の採用活動真っ只中ですが、コロナ前は会場を借りて会社説明会を開催したりするのが常でした。また一回あたり5、6人の学生さんにお会いするのがやっとでしたが、それが今や一回あたり30人から60人といった規模の学生さんにオンライン上で会うことが可能になりました。
これは本当に画期的なことだと思います。
しかも全国各地の学生さんと会うことが出来るので、今までと比べて時間や距離、そして開催場所のハードルが全く無くなりました。これは私たちにとっても学生さんにとってもメリットがあることだと思います。しかし同時にデメリットもあり、ネット環境の条件によっては、途中で音声や画像が途切れたり、時間内にオンライン上に入室出来ないなど、多少のトラブルもつきものです。
また弊社の採用フローは3次の最終面接まであり、会社説明会や1次面接、2次面接はオンラインで開催することが大半ですが、最終面接だけはリアルな対面式をとっております。理由としては、やはり直接会うことでしか分からない雰囲気や人柄を重視したいと考えているからです。
オンライン上である程度は理解できても、やはり最後は一緒に働いていく未来の仲間の雰囲気や人柄、そして熱意や思いは、実際に会ってみないことには分かりません。それはもちろん私たちだけでなく、学生さんも同じように感じることだと思います。お互いにミスマッチがないように、最後は対面で会って、しっかりと言葉を交わすことで理解を深めることを大切にしたいと思います。
コロナ禍で大変なことも多いですが、こうした効率化が加速する時代でもあります。これからも素晴らしい仲間との良いご縁があることを願っています。