2021/06/14
お家には木が必要。ウッドショックのお話。
こんにちは。
プランナーの浅日です。
「木材が手に入らない!」
最近ニュースでも話題になっているウッドショック。
ウッドショックって何なの?ということですが、
木材への需要が高くなり価格が高騰し、調達しにくくなっいる状況のことです。
木材価格は、2021年3月頃から高騰しはじめました。
材木の入手が難しくなることで着工時期が遅れたりと、住宅工事への影響が出始めています。
正直、1年前にはこんなことになるとは思いませんでした。
最初は「すぐに何とかなるのかな~」ぐらいに思っていましたが、
今では住宅業界ではこの話題ばかり・・・
そもそも、ウッドショックはなぜ起こったのでしょうか?
コロナ禍の影響で、世界中でお家時間が増えお家を快適にしよう!と考える方が増えました。
その影響からアメリカでは郊外に家を建てようと住宅の着工件数が増えました。
この現象は各地で起こり、世界的に木材への需要が増えていきました。
アメリカで木材需要が高まったことで価格も高騰、さらにコロナ禍による木材を運ぶためのコンテナが不足し、輸送運賃も大幅に値上がりしてしまいました。
これらの理由が重なり、海外からの木材の流通が低下したことから、
日本でも木造住宅の工事に影響が出始めたのが、ウッドショックです。
無垢材の床にしなければ問題ないんじゃないの?と思うかもしれませんが・・・
木造住宅に使用される柱や梁と言った構造材の41%、
そして内装材などに利用される合板類の55%が輸入材と言われています。(一般的な在来工法の住宅の場合)
木造住宅には見えない部分もたくさんの輸入材が使われているんです。
その木材の価格高騰は工事金額に直結します。
また、状況によっては確保が難しくなり、着工や上棟時期がずれ込む可能性もあります。
では、今家づくりをする場合はどこに気を付けたらいいのでしょうか?
◎価格が高騰した場合のお打ち合わせを施工業者としっかりしておく
◎家づくりのスケジュールやご予算に余裕を持たせておく
◎新築だけでなく中古物件を購入してリノベーションすることも考えてみる
あと、一番気になるのはこの状況はいつまで続くのか?ということですよね。
こればかりは何とも言えない。というのが現状です。
コロナ禍ではしばらく価格は下がらないと考えた方がいいかもしれません。
コロナは私たちのライフスタイルを大きく変えました。
その中で、どんな家づくりをしたいのかをよく考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。
ウッドショックは今後どうなるか誰にもわかりませんが、「こうなるらしい…」と外からのたくさんの情報に振り回されると不安ばかりが募るもの。
信頼できる専門家を見つけて一緒に進めていくことでいい家づくりができると思います!
私たちも少しでも正しい情報をご提供できるように頑張ります。
プランナーの浅日です。
「木材が手に入らない!」
最近ニュースでも話題になっているウッドショック。
ウッドショックって何なの?ということですが、
木材への需要が高くなり価格が高騰し、調達しにくくなっいる状況のことです。
木材価格は、2021年3月頃から高騰しはじめました。
材木の入手が難しくなることで着工時期が遅れたりと、住宅工事への影響が出始めています。
正直、1年前にはこんなことになるとは思いませんでした。
最初は「すぐに何とかなるのかな~」ぐらいに思っていましたが、
今では住宅業界ではこの話題ばかり・・・
そもそも、ウッドショックはなぜ起こったのでしょうか?
コロナ禍の影響で、世界中でお家時間が増えお家を快適にしよう!と考える方が増えました。
その影響からアメリカでは郊外に家を建てようと住宅の着工件数が増えました。
この現象は各地で起こり、世界的に木材への需要が増えていきました。
アメリカで木材需要が高まったことで価格も高騰、さらにコロナ禍による木材を運ぶためのコンテナが不足し、輸送運賃も大幅に値上がりしてしまいました。
これらの理由が重なり、海外からの木材の流通が低下したことから、
日本でも木造住宅の工事に影響が出始めたのが、ウッドショックです。
無垢材の床にしなければ問題ないんじゃないの?と思うかもしれませんが・・・
木造住宅に使用される柱や梁と言った構造材の41%、
そして内装材などに利用される合板類の55%が輸入材と言われています。(一般的な在来工法の住宅の場合)
木造住宅には見えない部分もたくさんの輸入材が使われているんです。
その木材の価格高騰は工事金額に直結します。
また、状況によっては確保が難しくなり、着工や上棟時期がずれ込む可能性もあります。
では、今家づくりをする場合はどこに気を付けたらいいのでしょうか?
◎価格が高騰した場合のお打ち合わせを施工業者としっかりしておく
◎家づくりのスケジュールやご予算に余裕を持たせておく
◎新築だけでなく中古物件を購入してリノベーションすることも考えてみる
あと、一番気になるのはこの状況はいつまで続くのか?ということですよね。
こればかりは何とも言えない。というのが現状です。
コロナ禍ではしばらく価格は下がらないと考えた方がいいかもしれません。
コロナは私たちのライフスタイルを大きく変えました。
その中で、どんな家づくりをしたいのかをよく考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。
ウッドショックは今後どうなるか誰にもわかりませんが、「こうなるらしい…」と外からのたくさんの情報に振り回されると不安ばかりが募るもの。
信頼できる専門家を見つけて一緒に進めていくことでいい家づくりができると思います!
私たちも少しでも正しい情報をご提供できるように頑張ります。